はじめに

はじめに

家族が亡くなった場合、クレジットカードの解約手続きを行う必要があります。放置すると不正利用や請求トラブルにつながる可能性があるため、早めに対応することが大切です。

この記事では、クレジットカード解約の流れと、解約前に確認すべき注意点を解説します。

解約が必要な理由

STEP 1解約が必要な理由

クレジットカードは名義人本人しか利用できません。亡くなった場合、カードの契約は相続の対象となり、相続人がカード会社へ届け出る義務があります(利用規約上の届出義務)。

また、カードには次のような契約が紐づいている場合があります。解約前に必ず確認しましょう。

公共料金(電気・ガス・水道)
サブスク(動画・音楽・ソフトウェア等)
各種ネットサービス・定期購読
⚠ 解約前に支払い方法の変更を

カードを解約する前に、公共料金・サブスクなどの支払い方法を別のカードや口座振替に変更しておかないと、サービスが停止するリスクがあります。先に支払い方法を変更してから解約手続きを行いましょう。

解約の手続きの流れ

STEP 2解約の手続きの流れ
1
紐づいているサービスの支払い方法を変更する
2
カード会社へ連絡し、名義人の死亡を伝える
3
必要書類を提出する(カード会社の指示に従う)
4
カードの解約・未払い残高の精算

必要書類と注意点

STEP 3必要書類と注意点

必要書類はカード会社によって異なります。一般的には次の書類が求められます。

死亡診断書のコピーまたは住民票の除票
届出人(相続人)の本人確認書類
カード番号(カード現物または明細書)
⚠ 家族カードも同時に停止・解約に

家族カードは主契約者(本人)の死亡と同時に利用停止となるケースが多く、カード会社への連絡後に家族カードも解約となります。家族カードを保有している方は早めにカード会社へ確認してください。

⚠ 未払い残高は相続債務として引き継がれる

クレジットカードの未払い残高は相続財産の負債として相続人が引き継ぎます(民法第896条)。

負債が財産を上回る可能性がある場合は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に家庭裁判所へ相続放棄の申述が必要です(民法第915条第1項)。

当事務所でできること

当事務所でできること
🏛 行政書士事務所(三重県)のサポート内容

クレジットカードの解約手続き自体は各カード会社への対応となりますが、相続財産の整理・遺産分割協議書の作成・相続放棄の検討など、相続全体のサポートを行政書士が行います。

「負債があって相続放棄を考えている」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

まとめ

クレジットカード解約の重要ポイントをまとめると次のとおりです。

解約
公共料金・サブスクの支払い方法を変更
先に変更しないとサービス停止のリスクあり
解約
手続
カード会社へ連絡・必要書類提出・解約
家族カードも同時に停止・解約となるケースが多い
3か月
以内
未払い残高が多い場合は相続放棄を検討
民法第915条第1項|家庭裁判所へ申述

⚠ 3か月以内

トラブルを防ぐために、早めの対応を心がけましょう。

【免責事項】
本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言を提供するものではありません。個別の事情により手続きや結果が異なる場合がありますので、具体的なご相談は専門家またはカード会社にお問い合わせください。

《 関連記事 》