はじめに
家族が亡くなった場合、クレジットカードの解約手続きを行う必要があります。放置すると不正利用や請求トラブルにつながる可能性があるため、早めに対応することが大切です。
この記事では、クレジットカード解約の流れと、解約前に確認すべき注意点を解説します。
解約が必要な理由
クレジットカードは名義人本人しか利用できません。亡くなった場合、カードの契約は相続の対象となり、相続人がカード会社へ届け出る義務があります(利用規約上の届出義務)。
また、カードには次のような契約が紐づいている場合があります。解約前に必ず確認しましょう。
カードを解約する前に、公共料金・サブスクなどの支払い方法を別のカードや口座振替に変更しておかないと、サービスが停止するリスクがあります。先に支払い方法を変更してから解約手続きを行いましょう。
解約の手続きの流れ
必要書類と注意点
必要書類はカード会社によって異なります。一般的には次の書類が求められます。
家族カードは主契約者(本人)の死亡と同時に利用停止となるケースが多く、カード会社への連絡後に家族カードも解約となります。家族カードを保有している方は早めにカード会社へ確認してください。
クレジットカードの未払い残高は相続財産の負債として相続人が引き継ぎます(民法第896条)。
負債が財産を上回る可能性がある場合は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に家庭裁判所へ相続放棄の申述が必要です(民法第915条第1項)。
当事務所でできること
クレジットカードの解約手続き自体は各カード会社への対応となりますが、相続財産の整理・遺産分割協議書の作成・相続放棄の検討など、相続全体のサポートを行政書士が行います。
「負債があって相続放棄を考えている」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
クレジットカード解約の重要ポイントをまとめると次のとおりです。
トラブルを防ぐために、早めの対応を心がけましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言を提供するものではありません。個別の事情により手続きや結果が異なる場合がありますので、具体的なご相談は専門家またはカード会社にお問い合わせください。
