はじめに

はじめに

相続手続きでは、多くの書類が必要になります。手続きごとに必要書類が異なるため、事前に把握しておくことが重要です。

この記事では、相続手続きで必要な書類を手続き別に一覧で解説します。効率的に準備を進めるためのポイントもあわせてご紹介します。

共通して使う主な書類

STEP 1共通して使う主な書類

相続手続き全般で繰り返し使う書類です。複数枚・複数セット取得しておくと効率的です。

📋 戸籍関係
亡くなった方の出生から死亡までの連続した戸籍(謄本・除籍謄本・改製原戸籍)
相続人全員の現在の戸籍謄本
📋 本人確認・押印関係
相続人全員の印鑑証明書(多くの手続き先で発行後3か月以内を要求)
相続人の住民票・本人確認書類
📋 相続内容を示す書類
遺産分割協議書(相続人全員の署名・実印)または遺言書
亡くなった方の住民票の除票
⚠ 法定相続情報一覧図で効率化

戸籍一式が揃ったら法定相続情報一覧図(法務局・無料)を取得しておくと、複数の手続きで戸籍の束の代わりとして使用でき、大幅に効率化できます。

手続き別の必要書類一覧

STEP 2手続き別の必要書類一覧

銀行口座の払戻し・解約(行政書士がサポート可)
亡くなった方の出生〜死亡までの戸籍一式
相続人全員の印鑑証明書(3か月以内)
遺産分割協議書
各金融機関所定の相続届(窓口で取得)

不動産の相続登記(→ 司法書士の業務・2024年4月より義務化)
亡くなった方の出生〜死亡までの戸籍一式
相続人全員の印鑑証明書
遺産分割協議書
取得者の住民票
固定資産評価証明書・登記事項証明書

相続放棄(家庭裁判所) ⚠ 3か月以内
申述人(放棄する方)の戸籍謄本
亡くなった方の戸籍謄本・除籍謄本
申述書(家庭裁判所の書式)
収入印紙800円・郵便切手

相続税申告(→ 税理士の業務) ⚠ 10か月以内
戸籍一式・遺産分割協議書
残高証明書(死亡日時点)
固定資産評価証明書・登記事項証明書
保険証券・有価証券関係書類 等

車の名義変更(運輸支局)
戸籍一式・遺産分割協議書
相続人全員の印鑑証明書
取得者の住民票・車検証
移転登録申請書・手数料納付書(運輸支局で取得)

⚠ 書類の有効期限に注意
印鑑証明書・住民票:多くの手続き先で「発行後3か月以内」を要求
戸籍謄本:法定期限はないが手続き先により期限を設けている場合あり

早めに取得し過ぎると手続き時に期限切れになる可能性があります。複数の手続きが重なる場合は手続き直前に揃えて一気に進めるのが効率的です。

当事務所でできること

当事務所でできること
🏛 行政書士事務所(三重県)のサポート内容

遺産分割協議書の作成・戸籍収集・相続関係説明図の作成・金融機関手続きのサポートは行政書士が担当できます。不動産登記は司法書士、相続税申告は税理士の業務です。必要に応じて提携専門家をご紹介します。

「書類の種類が多くて整理できない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

まとめ

書類準備を効率的に進めるためのポイントをまとめます。

戸籍
まず
出生〜死亡の連続した戸籍を最初に揃える
揃ったら法定相続情報一覧図(無料)を取得して効率化
期限
注意
印鑑証明書・住民票は手続き直前に取得
多くの手続き先で「発行後3か月以内」を要求

⚠ 早期取得で期限切れに注意

業際
確認
不動産登記→司法書士 / 相続税→税理士
遺産分割協議書・戸籍収集は行政書士にご相談を
【免責事項】
本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言を提供するものではありません。個別の事情により手続きや結果が異なる場合がありますので、具体的なご相談は専門家にお問い合わせください。

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