はじめに
「四日市市で公正証書遺言を作ろうと思っているけれど、どこで作れるの?費用は?何を持っていけばいいの?」——終活や相続の備えとして遺言書の作成を考え始める方が、年々増えています。
三重県北部最大の都市である四日市市には、四日市公証人合同役場があります。
近鉄・JR四日市駅から徒歩約3分という市内屈指の好立地で、四日市市内はもちろん、桑名市・いなべ市・菰野町・朝日町・川越町など北勢地域の方からもアクセスしやすい場所です。
この記事では、四日市公証人合同役場の詳細情報、公正証書遺言の必要書類・費用・作成手順、自分で進める場合と専門家に任せる場合の違いまで、順を追ってご紹介します。
📋 この記事でわかること
・公正証書遺言が選ばれる理由
・四日市公証人合同役場の場所・電話・アクセス・駐車場・予約方法
・持っていく書類のチェックリスト
・財産規模に応じた公証人手数料の早見表
・専門家のサポートで何が変わるか
公正証書遺言が選ばれる理由
「どうせ作るなら、後で揉めない形にしておきたい」——遺言書のご相談で、こうおっしゃる方はとても多いです。日本で作成できる遺言書は3種類ありますが、その中で公正証書遺言が選ばれているのには、はっきりとした理由があります。
1
公証人が関与するから、形式不備で無効になる心配がほぼない
公証人は元裁判官・元検察官・元法務局長などの法律実務経験者が任命される、いわば「法律のベテラン」です。その公証人が遺言の内容と形式の両面を確認しながら作成するため、自筆遺言にありがちな「印鑑の押し忘れ」「日付の特定不能」といった些細な不備で無効になる、というリスクがほぼありません。
2
家庭裁判所の検認をスキップできて、相続手続きが早い
自筆証書遺言(法務局保管制度を除く)の場合、相続が始まったあと家庭裁判所での検認手続きを経なければ、預貯金の解約や不動産の名義変更ができません。公正証書遺言なら検認を省略できるため、ご家族が相続手続きをすぐに進められる、というメリットがあります。
3
原本は公証役場が保管。紛失・改ざんの心配なし
遺言公正証書の原本は、作成した公証役場で厳重に保管されます。ご自宅に置く必要がないため、火災・水害・盗難で失われる心配がありません。さらに、特定の家族による隠匿や書き換えといった人為的なトラブルも防げます。遺言者の手元には、原本と同じ効力のある「正本」と「謄本」が交付されます。
△
注意点:費用がかかり、証人2名の確保も必要
公証人への手数料が発生するほか、作成当日に立ち会う証人を2名手配する必要があります。証人になれない人の制限もあり、ご家族には頼めないことがほとんどです。書類の収集や証人の手配といった負担は、行政書士に依頼することで大きく軽減できます。
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はじめに
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四日市公証人合同役場のご案内
四日市市で遺言公正証書を作るなら、四日市公証人合同役場を利用することになります。市内で遺言公正証書を取り扱う公証役場はここ1か所のみ。基本情報を確認しておきましょう。
🏛 四日市公証人合同役場
住所
〒510-0074
三重県四日市市鵜の森一丁目3番15号 リックスビル3階
公共交通
近鉄「四日市」駅から徒歩約3分
JR「四日市」駅からも徒歩圏内
お車の場合
専用駐車場はありません。周辺にコインパーキング(トラストパーク鵜の森1丁目・タイムズ四日市駅前など)が多数あります。
予約方法
電話または
公式サイトから事前予約。当日訪問は不可。
対応エリア
四日市市・桑名市・いなべ市・菰野町・朝日町・川越町・東員町など三重県北勢地域の方が多くご利用されています。
⚠ 事前予約は必須。当日いきなり行っても作成できません
遺言公正証書は、事前の打ち合わせを経て当日の作成日を迎える流れです。電話または予約フォームで打ち合わせの予約をし、遺言の概要と財産の内容を伝えて準備に入ります。初回相談から完成まで、内容の複雑さによって2〜4週間程度みておくと安心です。
💡 体調の問題で役場へ行けないとき
ご高齢で外出が難しい場合や、入院・施設入所中の場合は、公証人がご自宅・病院・介護施設まで出向いて遺言公正証書を作成することもできます。この場合、公証人の日当(1日2万円・4時間以内なら1万円)と現地までの交通費がかかります。
公証役場に持参する必要書類
「公証役場に持っていくもの」は、案外シンプルです。ご本人を証明するもの・ご家族関係がわかるもの・財産の内容がわかるもの——基本はこの3点。遺言の内容に応じて追加されることもありますので、最終的には四日市公証人合同役場との打ち合わせで確定します。
📋 必要書類チェックリスト
① ご本人を証明する書類
印鑑登録証明書(発行から3か月以内)と実印、もしくは運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど顔写真付き公的身分証明書
② ご家族関係を示す戸籍
遺言者と推定相続人の関係がわかる戸籍謄本(必要に応じて改製原戸籍・除籍謄本も)。四日市市の本籍地の方は四日市市役所、各地区市民センター等で取得できます。
③ 相続人以外の方に渡す場合の書類
お孫さん・お世話になった方・法人などに遺贈する場合は、その方の住民票(法人なら登記事項証明書)が必要
④ 不動産を含む場合
登記事項証明書または登記識別情報通知(権利書)と、固定資産評価証明書または納税通知書。四日市市内の不動産であれば固定資産評価証明書は四日市市役所で取得できます。
⑤ 預貯金・有価証券などの資料
通帳のコピーや口座番号メモ、証券会社からの取引残高報告書など。正確な残高までは不要で、財産が特定できる情報があれば大丈夫です。
⚠ 当日は証人2名の立ち会いが必須
公正証書遺言の作成には証人が2名必要です。推定相続人・受遺者(財産を受け取る予定の方)・これらの配偶者および直系血族は証人になれません。お知り合いに依頼できない場合は、公証役場に紹介してもらえます(謝礼が必要)。当事務所のような専門家が証人を務めることも可能です。
2026.05.22
はじめに
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公証人手数料の目安
公証役場で支払う手数料は、法律(公証人手数料令)で全国一律に決められています。四日市公証人合同役場でも、他県の公証役場でも、財産規模が同じなら金額は変わりません。手数料は、渡す財産の価額に応じて段階的に算出される仕組みです。
1,000万円超〜3,000万円以下
23,000円
3,000万円超〜5,000万円以下
29,000円
📋 手数料の計算方法
公正証書遺言の手数料は、財産を受け取る人ごとに個別に計算し、合算します。さらに、財産総額が1億円以下の場合は、合計額に13,000円が加算される仕組みです(これを「遺言加算」と呼びます)。このほか、正本・謄本の交付に1枚あたりの手数料(数千円程度)がかかります。
💡 ケース別の費用イメージ
例1:自宅と預貯金合計4,000万円をご長男にすべて残す
29,000円+13,000円(遺言加算)= 42,000円例2:ご長男に2,500万円、お孫さんに500万円を遺贈する
23,000円(2,500万円分)+11,000円(500万円分)+13,000円(遺言加算)= 47,000円
公正証書遺言ができるまでの流れ
公正証書遺言は「思い立った日に作れる」ものではなく、準備から完成までいくつかのステップを踏みます。慌てずに進められるよう、全体像を押さえておきましょう。
財産と渡し方を整理する
不動産・預貯金・有価証券・生命保険などお持ちの財産を書き出して、誰に何を残すかを考えます。財産目録を作っておくと、後の打ち合わせがぐっとスムーズになります。
四日市公証人合同役場へ予約
電話または予約フォームから連絡し、初回相談の日時を決めます。このとき、遺言のおおまかな内容と財産の規模を伝えておくと、必要書類を具体的にご案内してもらえます。
書類を揃え、遺言の文案を詰める
戸籍謄本・印鑑登録証明書・不動産関係の書類などを集めながら、公証人と遺言の文案を擦り合わせていきます。内容が複雑だと、複数回のやり取りが必要になることもあります。
証人2名を確保する
当日立ち会ってもらう証人2名を決めます。ご家族は対象外になるケースがほとんどなので、行政書士などの専門家に依頼するか、公証役場に紹介を依頼する形が一般的です。
作成当日:四日市公証人合同役場で完成させる
遺言者と証人2名で四日市公証人合同役場へ出向き、公証人が遺言の内容を読み上げます。内容に間違いがなければ署名・押印して完成。原本は公証役場で保管され、ご本人には正本と謄本が手渡されます。
2026.04.14
はじめに
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ご自身で進めるか、専門家に任せるか
公証役場とのやり取り自体は、ご本人だけでも進めることができます。ただ、財産の種類が多かったり、遺留分など法律的な配慮が必要だったりするケースでは、専門家のサポートを受けたほうがスムーズに進むことが多いです。判断の目安をご紹介します。
✅ ご自身で進めやすいケース
・財産が預貯金中心でシンプル
・相続人が1〜2名で関係が良好
・遺言の内容がすでに決まっている
・平日の昼間に動ける時間がある
・証人を頼めるお知り合いがいる
⚠ 専門家への相談が役立つケース
・不動産や事業用資産が含まれる
・複数の相続人がいて配慮が必要
・前のご結婚のお子さんがいる
・遺留分への対策を考えたい
・お仕事や介護で時間が取れない
遺言書を残そうと考えていらっしゃる方は、皆さまご家族のことを深く想っていらっしゃいます。
「うちの子たちには、揉めずに穏やかに過ごしてほしい」
「お世話になったあの人にも、ささやかでも形を残したい」
——そうしたお気持ちを、確かな法的な形にできるのが公正証書遺言です。
ご家族の状況も、お持ちの財産も、お一人おひとり違います。
だからこそ、決まりきった型に当てはめるのではなく、まずはじっくりお話を伺うことから始めたいと思っています。
四日市市にもご自宅やご指定の場所までお伺いします。
「考え始めたところ」という方も、どうぞお気軽にお声がけください。
行政書士髙橋 大輔
四日市市の方の遺言作成サポート
遺言書を作ろうとすると、こんな壁にぶつかる方が多いです。
・遺言の内容をどうまとめればいいか分からない
・戸籍や不動産関係の書類を集めるのに苦労している
・立ち会ってくれる証人をどうしたらいいか
当事務所では、ご意向のヒアリング・遺言文案の検討・必要書類の収集代行・四日市公証人合同役場との調整・当日の証人立ち会いまでをトータルでサポートします。四日市市内へも出張でお伺いいたします。「まだ漠然としていて…」という段階で構いません。お話を聞かせていただくことから始めましょう。初回相談は無料です。
🏛 行政書士(当事務所)
ご意向の整理・文案検討
戸籍収集・相続人調査
公証役場との調整
証人としての立ち会い
⚖ 司法書士(ご紹介)
相続発生後の不動産登記
(2024年4月より義務化)
📊 税理士(ご紹介)
相続税の試算・申告
準確定申告
まとめ
場所
四日市公証人合同役場(四日市市鵜の森1-3-15 リックスビル3階)/近鉄四日市駅から徒歩約3分
予約
電話または予約フォームから事前予約。当日の飛び込みは不可
書類
本人確認書類・戸籍・不動産関係書類など。詳細は予約時に確認
費用
財産規模と受取人の人数で算出(1,000万円規模で3万円台が目安/2025年10月改定後)
証人
2名必須。相続人・受遺者は不可。専門家への依頼が現実的
【免責事項】本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言を提供するものではありません。手数料・必要書類等は変更される可能性があります。最新情報は四日市公証人合同役場または日本公証人連合会公式サイトにてご確認ください。